新たな知識を増やしたり、自身のキャリアのために資格取得を目指す時に資格更新の有無を調べておく必要があります。例えば資格維持のために、1年毎の更新費用が数万円発生する資格も多くあります。また、ポイントを50ポイント以上取得するために講演に参加する必要がある資格も存在するので、資格取得に挑戦する前に気をつけておきましょう。本記事では資格更新の必要が無く、資格維持がしやすい資格試験を5つ紹介します。
おすすめの資格試験 5選
二級臨床検査士試験
主催者: 日本臨床検査医学会、日本臨床検査同学院
試験費用: 約30,000円
試験時期: 毎年5月から8月頃（科目によって時期が変わります）
難易度: 中級
説明: 2級臨床検査士は、臨床検査における基本的な知識と技術を証明する資格です。主に検体検査や生理検査に関する問題が出題され、臨床検査技師としての基礎力を高めることができます。
緊急臨床検査士試験
主催者: 日本臨床検査医学会、日本臨床検査同学院
試験費用: 約30,000円
試験時期: 毎年10月
難易度: 中級
説明: 緊急臨床検査士は、緊急時の検査対応能力を証明する資格です。救急医療や集中治療室での迅速な検査結果の提供が求められる場面でのスキルを評価されます。緊急検査の知識と対応力を持つことが認定されます。
遺伝子分析化学認定士試験（初級）
主催者: 日本臨床検査医学会、日本臨床検査同学院
試験費用: 約30,000円
試験時期: 毎年6月頃
難易度: 初級
説明: 遺伝子分析化学認定士試験（初級）は、遺伝子検査や分析技術の基礎知識を証明する資格です。遺伝子の基本的な構造や機能、遺伝子解析技術の基礎を学びます。これにより、遺伝子関連の検査業務に役立てることができます。
心電図検定
主催者: 日本心電図学会
試験費用: 約8,000円
試験時期: 毎年12月頃
難易度: 初級から上級（1級はかなり難しいです）
説明: 心電図検定は、心電図の読解力と解析力を証明する資格です。心電図の基本的な理解から、異常波形の認識、臨床的な診断まで幅広く学べます。心電図の専門知識を身につけることができます。
情報セキュリティマネジメント試験
主催者: 情報処理推進機構（IPA）
試験費用: 約7,500円
試験時期: 随時可能
難易度: 初級
説明: 情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの基礎知識を証明する資格です。病院や検査室などで扱う個人情報や機密情報の保護に関する知識を身につけ、適切なセキュリティ対策を行う能力を評価されます。
まとめ
これらの資格試験は、臨床検査技師としての専門知識やスキルを向上させるための良い機会となります。資格更新が不要なため、一度取得すれば長期間にわたって自身の能力を証明することができます。
